全米3位のワイン生産量!現地で飲みたい「NYワイン」

カリフォルニアに迫る高品質ワインも登場

 

ニューヨークといえば、摩天楼そびえる大都会のイメージ。

でも、実はニューヨークの4分の1は農業地。
カリフォルニア州、ワシントン州に次ぎ、生産量が全米第3位のワイン産地なのです。
とはいえ、アメリカワインの約90%はカリフォルニア州産が占めるため、その量は全体のわずか5%弱ですが、世界的コンテストで入賞するなど、カリフォルニアの名門ワインに迫る高品質なワインも多く、注目を集めています。

 

 

 

ニューヨーク州では30種類以上のブドウ品種が栽培され、白ワイン用はリースリング、シャルドネなど、赤ワイン用はメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンなどの品種が造られています。

とくに冷涼な気候と土壌が生むフィンガーレイクスのリースリング、「ニューヨークのボルドー」と称されるロングアイランドのメルローが有名です。

 

 

 

 

ニューヨークワインが幻と呼ばれる理由

 

そんな高品質で人気の高いニューヨーク州のワイン。

でも、日本では、ほとんど見かけることはありません。

実は、食や文化の流行で最先端を走るニューヨーク。

近年のトレンドは、「Farm to Table(ファーム・トゥ・テーブル)」。

つまり生産者(農場)から消費者(食卓)へ一貫して安全で新鮮な食材を提供するという考え方により、活発に「地産地消」が行われているからなのです。

ニューヨーカーしか飲めない希少なワインを、私たちも早く、現地で味わいたいものですね。