大都会を彩る美しい花に誘われNYの早春を満喫!

長く厳しい冬を超え、ニューヨークにもいよいよ春がやってきました。高層ビルを背景に咲き誇る並木の花や緑、小鳥のさえずり・・・。ニューヨークの春はまさに自然と大都会のハーモニー。街のあちこちで小さな春を感じるシーンを見ることができます。

 

 

 

春の訪れを告げるマグノリアがいっぱい

とくに3月中旬以降は、ニューヨークでは競うように花が咲きます。セントラルパークなどの公園だけでなく、ストリート沿いの街路樹、カフェの店先にある花壇などにも花が咲き誇る風景が見られます。中でも街中で多く見かけるのがマグノリア。モクレンの仲間で、春の訪れを告げる花としてニューヨーカーにはお馴染みの花です。遠目では桜と見間違うような可愛いピンクや白。甘い香りを漂わせる優雅な花を見かけるようになると、春の実感が湧くというニューヨーカーも多いといいます。他にも、カラフルな花を咲かせるチューリップや、小さな花びらが印象的な街路樹・ライラックなどが、無機質な都会に春の彩りを添えています。

 

 

 

 

NY老舗百貨店のフラワーショーが圧巻!

この時期、ニューヨークの老舗デパート「メイシーズ」でもフラワーショー(Macy’s Flower Show)が開催されます(一昨年はコロナ禍で中止)。様々な生花と樹々をふんだんに使ったメッセージ性のある華やかな装飾は、メインの1階フロアと中2階、ブロードウェイ沿いのショーウィンドウに展示され、店内は生花の香りに包まれています。多くのニューヨーカーや観光客を楽しませてくれる、春の風物詩のひとつになっています。