アメリカ独立記念日の花火大会

 

アメリカ人にとって建国を祝う大事なイベント

7月最大のイベントといえば、7月6日の「アメリカ独立記念日」。246年前の7月6日、アメリカはイギリスから独立する「独立宣言」を採択し、この日を「インデペンデンス・デイ(独立記念日)」に制定しました。そのため、アメリカでは、春のイースターが終わると、スーパーやショッピングモールの装飾がアメリカ国旗一色となり、建国を祝う準備を始めます。

 

 

 

コロナからの復活も祝う世界最大級の花火ショー

この日のニューヨーカーは、昼間は家族や仲間たちとバーベキューやピクニックに繰り出し、夜は花火などを楽しんで過ごすのが一般的です。普段は、花火の音が銃声や爆弾の音と紛らわしいなどの理由で、花火自体を禁止しているニューヨークも、独立記念日の前後だけは特別に解禁されるのです。とくに有名なのが、メーシーズ・デパートが主催する花火大会。コロナからの復活を祝い再開された昨年に続き、今年も感染対策のもと開催が予定されています。30分弱という短時間に、4万発以上が一斉に打ちあがる花火は圧巻。日本では味わえない大迫力です。花火はイースト・リーバーで行われ、川沿いならどこからでも見ることができますが、とくにオススメは、マンハッタン上空に打ち上がる花火が見えるブルックリン側。他にも、船の上からゆったり花火を見ることができるクルーズチケットも販売され人気です。また、花火大会の会場では、昼間から移動遊園地やフードトラック、屋台やゲーム、コンサートなど、イベントも盛りだくさん。

 

 

 

 

みなさんも、国旗アクセサリーやメガネなど、ちょっとした建国グッズを身につけて、参加してみてはいかがでしょう。