ニューヨーカーのバレンタインデー

 

老若男女にとって大切なバレンタインデー

日本では、女性が男性にチョコレートを贈ったり、愛を告白する日として知られるバレンタインデー。アメリカでは、主に男性が女性に愛と感謝を伝える日として、カップルは愛を確かめ合い、カップルでない人は意中の人に告白をする日とされています。でも、最近は、少し様子が違うようです。以前なら、バレンタインデー当日には、花束やワインを持って歩く男性を目にすることが多かったニューヨーク。今は、老若男女問わずプレゼントを買う人々が目立ちます。バレンタインデーは、彼氏・彼女のためだけでなく、家族や友達など、大切な人へプレゼントを贈る日としての意味合いに変化してきているようです。

 

 

 

子どもから大人までそれぞれが愛を届け合う

そんなニューヨークでは、小学校で、子どもたちがクラス全員分のキャンディーを持ち寄って、皆でお菓子やカードの交換などが行われたり、会社などでは、同僚や友人同士でカードを贈り合うのがブームのようで、バレンタインデーが近づくと、ハートモチーフの可愛いカードが、雑貨店や100円ショップなどにたくさん並びます。とはいえ、恋人達にとってバレンタインは特別なイベント。バレンタイン間近になると、有名レストランは予約でいっぱいになりますし、マンハッタンを一望できるロマンティックなナイトタイムクルーズも大盛況。

 

 

 

 

 

また、タイムズスクエアの「ダッフィー・スクエア」では、プロポーズやウェディングのイベントを開催。「愛」をテーマに公募したパブリックアートの優勝作品が展示され、毎年、多くの恋人たちで賑わっています。