早春の「ニューヨーク植物園」を訪ねて

 

忙しいニューヨーカーは公園や植物園が大好き

日がな一日、日光浴をして過ごしたり、芝生の上で仲間とピクニックを楽しんだり、咲き誇る季節の花々を眺めたり・・大都会の喧騒を逃れ、リラックスできる緑地スペースは、ニューヨーカーにとってなくてはならない憩いの場所。そんなニューヨークには、いたるところに植物園があります。フラッシング地区の「クイーンズ植物園」やスタテン島にある「スナッグハーバー・カルチュラル・センター&ボタニカル・ガーデン」などが人気です。

 

 

 

広大な植物園内で一日のんびり楽しむ

中でも有名なのが「ニューヨーク植物園」です。マンハッタン北、ブロンクスにある広大な植物園で、250エーカー(東京ドーム20個分)の広さと100万種類以上の植物を誇ります。敷地内では、50以上の様々なテーマのガーデン、世界でも有名なライブラリー、ビクトリア風のガラス建築が美しい温室から、レストラン、ギフトショップで買い物や食事も楽しめます。とくに今の季節は、蘭の祭典「オーキッドショー」も開催され、毎年チケットが完売するほどの大人気。神秘的な蘭の花で埋め尽くされた温室で、高貴で優雅な雰囲気を体験できます。また、ブロンクス川を挟んだ自然の中を散策できるトレイルで、早春の木々や花の匂いを楽しみながら、贅沢な時間を過ごすのもオススメです。

 

 

 

 

 

世界一の大都会と呼ばれるニューヨーク。喧騒に疲れたら、ぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか。