秋の風物詩「アップルピッキング(りんご狩り)」

ニューヨーカーの秋は、リンゴ狩りが恒例行事

 

大都会のイメージが強いニューヨークですが、実は、昔からリンゴの栽培がとても盛ん。

生産量世界第2位のアメリカの中でもワシントン州に次いで第2位の生産量を誇るほどです。

秋の収穫期には、ニューヨーク州内にあるBeak & Skiff AppleOrchards(ビーク・アンド・スキッフ・アップル・オーチャード)などの果樹園では『アップルピッキング(リンゴ狩り)』が解禁になります。

その多くが、干し草、トウモロコシの迷路などのアクティビティやサービスも充実していて、ニューヨーカーにとって『アップルピッキング』は、秋の恒例行事になっているのです。

 

 

 

 

アップルサイダー片手にニューヨーカー気分を!

 

農場では、もぎたてのリンゴで作ったお菓子やジャムなどが販売され、とくに人気なのが、アップルサイダーとドーナツです。

サイダーといっても炭酸ではなく、リンゴ果汁とシナモンやクローブなどのスパイスを煮込んだ飲物で、それを生地に練りこんだアップルサイダードーナッツも絶品。

この季節は市内のマーケットでも販売されるほど愛されています。

 

 

ビッグアップルの由来?世界的なりんごの名産地

 

ニューヨークの愛称は「ビッグアップル」。

由来は諸説ありますが、1929年の大恐慌時代、失業者が街頭でリンゴ売りをして大儲けしたという説が有力。

なるほど、昔からニューヨークとリンゴには深い関係があったのですね。