リゾートとは無縁のイメージがあるニューヨーク。そんな大都会に、実は、夏になると多くの人で賑わうビーチスポットがあります。マンハッタンから地下鉄で約45分。ブルックリンの最南端エリアにある「コニーアイランド」。白浜のビーチにさざ波、潮風が吹く遊歩道・・・。喧騒にあふれるマンハッタンとはまるで違う世界が広がります。

コニーアイランドは、1880年から第2次世界大戦まで、毎年何百万人もの観光客を集める人気のリゾート地でした。その後、マンハッタンの映画やブロードウェイに観光客を奪われて来訪者は激減。存続の危機に陥っていたのですが、2000年代「ルナ・パーク遊園地」の大規模な改修工事などを経て、ふたたび観光客や地元客が殺到する人気のスポットとなったのです。

コニーアイランドのランドマーク的な存在が「ルナ・パーク遊園地」。映画やドラマなどにも頻繁に登場するレトロでユニークな名物遊園地です。そして、もうひとつ。市の「歴史建造物」に登録された観覧車「ワンダー・ホイール」も忘れてはいけません。ゴンドラの動きが独特な観覧車は、赤・緑・青の色彩が美しく、SNS映えするフォトスポットとして人気を集めています。

都心から手軽に行けるモダンなエンターテインメントビーチとして生まれ変わったコニーアイランド。あなたも大都会ニューヨークで、リゾート気分を味わってみてはいかがですか。