2024.11.01
ブロンクス動物園で童心にかえる!
大都会で希少な動物たちに出会う
ニューヨーク市最北端のブロンクスにある「ブロンクス動物園」。面積は、265エーカー(107ha)もあり、都市部にある動物園としては全米一の大きさ、世界的にみても最大級の動物園です。1899年の開園以来、世界中の動物園に影響を与える存在で、およそ650種、4000頭の動物が飼育されています。アメリカ在来の動物をはじめ、アジア、アフリカ、マダガスカルなどからの動物も飼育。その多くが絶滅危惧種のため、非常に希少な動物たちを目にすることができます。
WCSが運営する全米一大きな動物園
運営しているのは、WCS「野生動物保全協会」。動物の生息地において法整備や研究、保全活動などを行うWCSは、ブロンクス動物園の他、セントラルパーク動物園やニューヨーク水族館を含む5つの施設を持っています。
自然を実感!ランドスケープイマージョン
ブロンクス動物園は、1940年代から檻や柵を使用していません。開放的で広いスペースに「サバンナのような平原」「ジャングルのような森」「雪山のような崖」など、エリア全体で、動物の生息地を自然に近い環境を再現し展示しています。 このような展示は、ランドスケープイマージョンと呼ばれ、野生で暮らす動物たちの本来の姿がよりイメージしやすいようになっています。
ブロンクス動物園は、子どもたちにとって最適な場所であるだけでなく、マンハッタンの喧騒から少し離れて自然を楽しみたい大人にとっても癒やしの場所なのかもしれません。