寒さ厳しいニューヨークの冬。大雪が降ったり、気温が零下まで下がったり･･･。そんな冬を乗り切る必需品のひとつが、伝統的なホットドリンクです。ニューヨーカーが大好きな冬のドリンクといえば、やはり「ホットチョコレート」。とくに、ニューヨークのカフェやダイナーでは、様々な種類のホットチョコレートが売られています。ちなみに、混同されがちなホットチョコレートとホットココア。その違いは、ホットチョコレートがチョコレートをミルクやお湯で溶かしたもので、ホットココアはココアパウダーと砂糖をミルクやお湯で溶かしたものです。

「ホットアップルサイダー」もよく飲まれます。温かいサイダーと聞くと違和感がありますが、実は炭酸飲料ではありません。絞りたてリンゴジュースにシナモンやスパイスを入れて温めたホットドリンク。最近は、洋梨バージョンのペアサイダーやクランベリーサイダーも人気です。ホットチョコレートとは違い酸味があって後味もスッキリなので、甘いものが苦手な人にオススメです。他にも、日本人にはあまり馴染みがありませんが、砂糖とスパイスを入れたホットワイン「マルドワイン」や、牛乳、砂糖、卵、シナモン、ナツメグで作る「エッグノッグ」などもあります。冬のニューヨーク。