毎年10月31日に祝われるハロウィン。ニューヨークでは10月初旬から、いたるところでジャック・オ・ランタン用のおばけカボチャが売り出され、街全体がオレンジ色のデコレーションで彩られます。アメリカの子どもにとって、ハロウィンはクリスマスの次に大好きなイベント。色とりどりのコスチュームやフェイスペイントで、憧れのキャラクターやヒーローに変身できる特別な日です。パーティーショップでは、仮装用コスチュームを大々的に売りだし、ケーキショップではオバケをあしらったケーキなども登場します。

とくに、子どもたちの一番の楽しみは、行く先々でもらえるお菓子。ハロウィン当日は、仮装した子どもたちが「トリック・オア・トリート！」と、ご近所のお宅やレストラン、ショップなどを訪ねて、バケツいっぱいのお菓子を抱えて歩く姿が見られます。地域のコミュニティ全体でハロウィンを祝う習慣が根付いてるようで、チェーン店や個人商店を問わず、あらゆる店が子どもたちのためにお菓子を用意しています。

一方、仮装する大人たちの楽しみといえば、国内最大規模のハロウィンイベント「ビレッジハロウィーンパレード」。海外や全米から人が集まり、テレビでも中継されるほど。パレード後も、ナイトクラブへ繰り出して朝まで盛り上がります。子どもも大人もファミリーも、それぞれの楽しみ方ができるのが、NYのハロウィンの魅力かもしれませんね。

あなたも、感謝祭シーズンのニューヨークに、家族、友人へのプレゼントや自分へのご褒美を見つけに行きませんか。